お弁当でおもてなし。

五月に終えた、おいしい研究会10期はお弁当の研究でした。
最終回の3回目は、おもてなしのお弁当と題して、見た目は和風、実はカフェのワンプレート風といったおもてなしのお弁当を作りました。
◎メニュ
・おむすび3種
パセリ×プロセスチーズ
バター×醤油×おかか
小エビフライむすび
・フィンガーフード 3種
トマトのファルシ
野菜のミルフィーユ
グリーンコルネサラダ
・チキンのハニーグリル
・ラタトゥイユ
・カップケーキ

おむすびも普段と少し味を変えて、そしてトレイではなくザルにのせて提供してみました。
それだけでもいつもと印象が変わり、楽しい雰囲気になりますよね。
おかずはそれぞれを小さい器やカップに盛りつけておきます。こうすると、配膳もスムースで、盛りつけも立体的になります。
(ラタトゥイユは耐熱の器に盛りつけてあるので、食べる直前に電子レンジで温めることができます)

サラダはOPPフイルムをお気に入りのテープで止めてコルネを作り、クラシックな(?)試験管立てに並べてみました。
野菜は軽くドレッシングで和えて、汁垂れ緩和と食感のアクセントに、ライスペーパーやワンタ
ンの皮を揚げたものを加えています。

ショットグラスのような小さなグラスに立ててもいいですね。開けばそのままザルの上や手のひらの上でも食べられます。見た目のインパクトもそうですが、たくさんの小皿がない時でもこのカタチなら代用できると思って考えてみました。

デザートは泡立ていらずのワンボウルのカップケーキを焼いて、お客さまに好きなように飾り付けてもらってはどうでしょう。
クリームやフルーツ、カラフルなシュガーなどをみんなで好きなだけのせていきます。
キャアキャアと女子会らしい盛り上がりで、研究員もおもいっきり楽しんで飾り付けました。
個性が出るところも面白くて会話も弾みますよね。

私が「おもてなし」で一番大切にしていることは、がんばり過ぎないことと楽しい会話です。
お招きするのだから…と思うと、やっぱり張り切っちゃうし、どうすれば喜んでもらえるのかとかメニューに悩んだり、それ以前に失礼がないようにできるのかドキドキしてみたり。意外といろいろ考えてしまいがちですよね。それはとても素敵なことなんだと思います。お招きする相手を思い遣ってのことだから。むしろそれらが無かったらつまらないとさえ思っちゃいます。
でも、がんばり過ぎてみんなが帰ったことにホッとしたりするようなのはヤだなぁって思うのです。
帰りたくないなー、帰っちゃイヤだよー、なんて思えるような快適時間を共有できることが私の理想の「おもてなし」です。
招いた人がキッチンにこもりっぱなしでは、お客さまも気を遣ってしまいますのでメニューはそんなに奇をてらわず、前日に作り置きや下ごしらえのできるものを中心にし、そして盛りつけもあまりお客さまをお待たせしなくて済むように、今回のメニューとセッティングを考えました。
今回のような一緒に作って楽しめるデザートなどを組み込むことで、会話もまた弾みますよね。
相手を楽しませようとするあまり自分が楽しめなかったとしたら、それは巡り巡ってお客さまも本意ではないと思います。
招く側、作る側も楽しめる「お弁当」でのおもてなしはいかがでしょう。
おいしい研究会からのご提案です。
Posted by 名もないカフェ at 2010年09月22日17:48
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