カフェ飯レシピ/ガスパチョ
久しぶりのレシピの更新は、今の季節にぴったり。
夏の名残のトマトが生きる冷たいスープはいかがでしょうか。
トマトの他に、きゅうり、ピーマン、たまねぎを使って作るスープはさっぱりしていて、厳しい残暑にぐったりしている時や、食欲のない時にもオススメです。
また、火を使わず作れるところもキッチンに立つ人にやさしい簡単メニューです。
「ガスパチョ」
材料 (4〜5人分)
トマト 中5コ
玉ねぎ 1/4コ
きゅうり 1/2本
ピーマン 1コ
にんにく 1かけ
パセリ 2枝
バゲット 3〜5センチ (食パンやパン粉でも代用できます)
オリーブオイル 30cc
塩、リンゴ酢 適宜
トマトジュース 適宜(濃度調整用)
野菜は全て冷やしておく。トマトの皮はむいておく。
1)ジュース以外の材料全てをフードプロセッサー(またはミキサー)にかける。
2)トマトジュースで濃度を調整する。
3)調味料で好みの味つけにする。
※食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
味つけはその時の野菜の味、食べる人の好みによってかなり変わります。
参考までに最近私が作ったときは、トマトを1コ増やしジュースは無し、塩小さじ1/2、リンゴ酢(普通の酢でも良い)50ccぐらいで調整しました。
また米酢や穀物酢を使う時はリンゴ酢に比べて酸味が強いので量を減らす、砂糖を少しいれる、半量をレモン汁に代える等工夫してみるといいかもしれません。
使う野菜も、もっとキュウリやピーマンを増やしたり、セロリなどを入れてもいいですね。いただきものの野菜がかぶってしまった時にも大活躍のメニュです。
もちろん無いものは省いていただいても大丈夫ですが、個人的にはトマト・玉ねぎ・きゅうりの他に香りのある野菜を入れるのがお勧めです♪
こちらはスペイン料理ですので、パエリアにもとても合いますよ。
パエリヤのような具沢山の主食があれば、あとはこれ一品で栄養価も見た目も満足できる食卓になりますよ。
本当に簡単なので、ぜひぜひ作ってみてくださいね。
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[「おいしい」には理由がある]をテーマにさまざまな「おいしい」を研究している「おいしい研究会」。とはいえ、難しいことをしているわけではなく、楽しくおしゃべりをしながらおいしいものを食べる会です。
9月からは「パーティーフードいろいろ」と題してパーティーメニューとテーブルコーディネートについてのクラスです。
http://namonaicafe.365blog.jp/c3430.html
カフェ飯レシピ/2色のまぜまぜグリーンカレー
Hughug vol.12(6月7月号)に、ちいさなお子さまから大人まで、一緒に楽しめるグリーンカレーのレシピを掲載していただきました。誌面には書ききれなかったちょっとしたポイントも付け加えて、こちらでもレシピのご紹介をいたしますね。
ブログだけでご紹介するポイントはこの色で☆
ルーとソース、二種類作るのはちよっと手間かもしれませんが、まぜまぜすることで、お好みの味に調整して召し上がっていただけます。色もとってもきれいに仕上がりますので、カレーをグリーンにしてみたくなったら、ぜひ作ってみてくださいね。
【2色のまぜまぜグリーンカレー】 約5人分
(◯はホワイトカレー、●はグリーンカレーソースで使います)
ほうれん草 1/2束
玉ねぎ 2コ
にんじん 1本
じゃがいも 1〜2コ
牛薄切り肉 200〜300g
○牛乳 700ml(ホワイトカレー用)
○カレールー 2〜3片(通常の半量で)
○塩・コショウ 適宜
○ローリエ 1枚(あればぜひ加えてください)
●バター 30g
●小麦粉 20g
●牛乳 300ml(グリーンカレーソース用)
●カレー粉 小さじ1/2を目安に好みの量
●塩・コショウ 適宜
米 3合
とうもろこし(茹で、冷凍、生、どれでも可)お好みの量
【準備】
◎ご飯はとうもろこしと小さじ1/2の塩を入れて炊く。
◎ほうれん草はやわらかく茹で、ミキサーやすり鉢などでピュレにしておく。
◎玉ねぎは薄切り、人参は乱切り、じゃがいもはさいの目に。少し小さめに
切っておく。
◯ホワイトカレーの作り方
1.鍋にサラダ油をひき、じゃがいも以外の野菜、肉の順に中火で色をつけない
ように炒めます。
色づかないように炒めることで、カレーに色がつきにくくなります。
2.じゃがいも、ローリエを加え、ひたひたの水で具がやわらかくなるまで煮ます。
3.牛乳、カレールーを加え煮溶かし、塩・コショウで味を整えましょう。
※牛乳を加えるときはほとんど水分がない状態の方が、色がより白っぽく
仕上がります。
水分が多いときは抜いてください。抜いた分はスープとしてもおいしいので、
捨てずに別のお料理で活用してください。
また辛さは牛乳がまろやかにしてくれるので、お子さんがいらっしゃる場合でも
お好みでルーは中辛や辛口を使っていただいても大丈夫です。
●グリーンカレーソースの作り方
1.鍋にバターを入れ弱火にかけ、溶けたら小麦粉を加え色づかないようによく炒めます。
2.牛乳の1/4量を加え、泡立て器でなじませるように混ぜましょう。混ざったら残りの牛乳を加え、火を入れます。
3.ほうれん草のピュレ、カレー粉をお好みの量加えて温めます。(濃度はお好みで)
※ホワイトソースがだまになりやすいという人は、バターが小麦粉全体になじむ
ことを意識する、牛乳は二度に分けて加える、泡立て器を使う、というポイントを押さえるとうまくいきますよ。
◎盛りつけ
今回はご飯をエンゼル型に入れて成形し、中央にホワイトカレーを盛り
アスパラ、しめじをトッピング。グリーンカレーソースをとろりとかけ
ました。トッピングは旬のお野菜があればぜひいろいろ乗せてみて
ください。
野菜嫌いのお子さまも、カレーと混ぜると意外と食べてくれるかもしれません。
※大人の方はチリペッパーをかけると、辛みと香りでパンチの効いたカレーへと
変化します。色もきれいですよね。
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カフェ飯レシビ/3アイテムチーズケーキ
「おいしい研究会」で作ったチーズケーキは、たった3つの材料で
ちゃんと「チーズケーキ」。しっとり濃厚なベイクドタイプです。
コツは焼成温度。卵にゆっくり火を入れるのがポイントですので、
低めの温度でじっくり焼きましょう。(
失敗するとポソポソして口溶けがよくありません)
「スリーアイテム☆チーズケーキ」
材料
クリームチーズ 250グラム
砂糖 45グラム
卵 1.5個
1)クリームチーズを柔らかくし、泡立て器で砂糖とすり混ぜます。
2)卵を加えてまんべんなく混ぜたら型に流し入れ、160℃のオーブンで
約1時間焼いてできあがり。
冷めたら型から取り出し、好みの形に切り分けてください。
写真のものはトップにピンクペッパーをあしらっていますが、
もともとシンプルなチースケーキです。
お好みでコンフィチュールをかけたり、フルーツなどをトッピングしても
楽しんでいただけると思います。
台をつける時は、グラハムクラッカーやマリービスケットを砕いたものに
溶かしたバターを混ぜ、型の底にぎゅぎゅっと敷き詰め、その上に
フィリングを流し入れます。また、市販のタルトに入れて焼いても。
このレシピはどこまで材料をそぎ落とせるかにチャレンジしてみました。
だからこれが「ベストのチーズケーキ」という訳ではありません。
逆においしいと思ってもらえるチーズケーキの限界(?)というやつかも。
「おいしい研究会」の目的はベストの料理を作ることではなく、
ベストの料理を作る為の理由や方法を考えること。
そうやって考え作った一皿が、大好きな人に気に入ってもらえたら、
とても幸せなことですね。
(Mさん、レシピアップ遅くなってごめんなさい☆)
カフェ飯レシピ/ラムチョップの香ばし焼
骨付き肉の「ごちそう感」が大好きです。また、食べる時に気取らず手でわしっとつかんで食べるのも好きです。
みきてぃママさんとお約束したので、レシピを書いておきますね(遅くなってすみません)。
困難な計量要らずでとても簡単なのに、見栄えもする一皿です。ぜひぜひたくさんの方にも作っていただきたいです。
「ラムチョップの香ばし焼」
一人2本ぐらい食べちゃうかな…見当で 4人分
材料
・ラムチョップ 8本
・粉チーズ カレースプーンで4杯
・パン粉 カレースプーンで4杯
・フレッシュのローズマリー 2枝
(ドライの場合はカレースプーンに半分位)(量はお好みで)
・オリーブオイル 適宜
・塩、胡椒 適宜
(材料の分量について……)
お肉の上に、カレースプーンひとつ分程度の、衣(?)を載せて焼きます。故に分量はパン粉と粉チーズをお肉の数の半分の数だけずつ用意して合わせます。そしてオリーブオイルの量は、その衣がぎゅぎゅっとまとめ易い程度にしとらせたいので、パン粉や粉チーズの状態によって加減します。(こんなカンジの説明で進むので、おいしい研究会では計量なしで作成していきます。)
1)ラムチョップの両面にしっかり塩・胡椒し、軽くオリーブオイルを
かけておく。
2)フレッシュのローズマリーは細かく刻み、パン粉、粉チーズ、
オリーブオイルと合わせる。
3)衣をぎゅっとスプーンでまとめ、スプーン1杯ずつ肉の上に
載せていく。
4)魚焼きグリルにアルミホイルを敷き、中火で肉を焼いていく。
(10〜15分程度)
衣は焦げ易いので、程よく焼き色がついたらアルミホイルを
かぶせる等して焦げ防止する。
(オーブンなら200度で15〜20分程度焼く)
できあがり。
写真はたくさんのメニューの中の一皿なので、つけ合わせはさっぱりとルッコラで。
焼く時に一緒にジャガイモや、その他お野菜を並べてグリルしたものを添えるのも手軽でおいしいものがたくさん食べられていいですね。
羊の肉の香りが苦手な方もいらっしゃいますよね。そんな時は相性のいいハーブの香りを足すことで、その香りの魅力を引き出して上げましょう。また香りがしっかりした肉なので、粉チーズ等少しクセのあるものを合わせてあげるのも、味の掛け算になると思います。
少しの時間でいいので、オリーブオイルでマリネしたジューシーなお肉に、サクサクの衣のコントラストも絶妙ですよ。パン粉だけだとぽろぽろとしてしまいますが、粉チーズを加えることで、まとまりも良くなっています。
そんなレシピです。
カフェ飯カテゴリーにしてしまいましたが、コジャレて食べることなく大きな口でかぶっと、そして大きな口で大笑いできる場面で、それが許される大好きな人たちと食べたいメニューです。
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「おいしい研究会」楽しく始まっています。いらした方によく言われるのが「更新頻度が少ないよ」ということです。もともと活動日誌的に始まったブログなので停滞中はなかなか書けずにいますが、それでも読んでくださっている方がいるんだと思うと嬉しくて、なんらかのカタチで交信(更新じゃなくて?)していきたいと思ってしまいます。
もうちょっとペースをあげていこうかな……。
どうぞいつでもお気軽に声をかけてください。おもしろいとかおもしろくないとか、サボり過ぎだぞとかデートのお誘いとか( !?)……。
いつでも大歓迎です♪
カフェ飯レシピ/スタッフ ド オニオンスープ
季節のものを可愛らしく食べる、そんな提案ができるのもカフェのいいところ。新タマネギがまんまるくぷっくぷくになって店頭に並んでいますね。生で食べておいしい新タマネギだからこそ、みずみずしさと柔らかさを生かして短時間でもしみじみおいしく、そしてころんとかわいいスープに仕上げました。
「スタッフ ド オニオンスープ」
ワンネットに4〜5個入っているので、それを使い切るぐらいの目安です。
材料
・新タマネギ 5個
・豚ひき肉 80〜100グラム
・タマゴ 1個
・はんぺん 1/4個
・コンソメキューブ 1個
・塩、こしょう
・小麦粉 適宜
飾り用
・ニンジン 適宜
・パセリ 適宜
1)新タマネギの皮をむき、上部三分の一ぐらいを切り落とす。スプーンで外側を2〜3枚残す感じで中身をくり抜いていく。底に穴を開けないように注意する。
2)ひき肉、タマゴ、切り落としとくり抜いたタマネギを刻んだもの、はんぺん、塩を練り混ぜる。
3)新タマネギの中に小麦粉を少しまぶして 2) をつめて鍋に並べる。タマネギの高さの真ん中ぐらいまで
水を入れ、コンソメキューブと塩、飾り用のニンジンも加えて15分程度加熱する。途中何度かスープを上からかけてあげると味も染みておいしくなります。
4)フィリングに火が通り、タマネギが柔らかくなれば出来上がりです。塩、こしょうで味を整えてから、器に盛りつけスープを張り、ニンジンやパセリを飾りましょう。
簡単に短時間でできるスープです。昆布だしで炊いたり、トマトを加えたり、付け合わせの野菜を変えてみると印象がぐっと変わりますね。オリーブオイルをかけて、オーブンでグリル仕立てにするアレンジもおススメです。
5月末ぐらいからでる普通のタマネギで作る時には、煮込み時間が増え、またフィリングにもしっかり味をつけた方がおいしく出来上がります。
作り方メモ : 新タマネギは柔らかいので、加熱しすぎるとトロトロになってしまうので注意しましょう。またフィリングはあまり練りすぎると肉団子になってしまいます。タマネギと一緒にお箸やスプーンでほろっとすくえるぐらいが調和します。その為、「つなぎ」ではなくつながりすぎないよう、少しはんぺんを加えたレシビにしています。
(「スタッフ ド 」というのは詰め物をした、という意味です)
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カフェ飯レシピ/太ネギのキッシュ
カフェで大人気のメニューと言えば、キッシュ。今回はしーさんのところにおじゃました時にちゃこママさんからいだいたお葱を使って作りました。あんまり太くて立派だったので、いつもとは違った楽しみ方で♪
これからが旬の甘くて太いネギを主役にした一皿です。
「太ネギとハムのキッシュ」
20センチの型の分量です。お好みで前後していただいてかまいません。
材料
・太ネギ 半分
・ハム 3枚程度
・シメジタケ 3分の1株
・牛乳 180cc
・卵 2コ
・冷凍パイシート 1枚
・シュゼットチーズ 50〜80グラム
・塩、胡椒 少々
あれば生クリーム 適宜
1)パイシートを伸ばし、型に敷き詰めフォークなどで空気抜きの穴を
あけます。重りを入れ(アズキなどで代用可)200度のオーブンで
10分程度空焼きします。
2)ネギは長さを7〜8センチに切りそろえ、半分に切ります(半月状)。
フライパンでネギに焼き色をつけます。
3)ハムを角切りにし、シメジも小分けにして炒めて軽く塩・胡椒します。
4)型にハムとシメジ、ネギ、シュレッドチーズを載せ、卵と塩・胡椒
牛乳を溶いたものを中に流し入れます。
5)180度のオーブンで30分ぐらい焼きます。
焼き上がりの目安は、中央が少しふるえるぐらいがいいと思います。
この目安をもとに焼き時間を加減してください。
できあがりでーす♪
少し冷めて全体が落ち着いてから切り分けるのが、形を崩さない
コツです。
太ネギと合わせる具材に悩みましたが、優しい塩気とさっぱり感でハムを、そして季節のものとしてキノコ(シメジ)を選びました。地場産の新鮮なネギの甘みとジューシーさが生きた自信のレシピです。それもこれもおいしい食材を下さったちゃこママさんと、しーさんのおかげです♪ごちそうさまでした。
キッシュは作り方が簡単な割には組み合わせ次第で何通りにも楽しめるメニューです。この他にも色々試してお気に入りの組み合わせ、ぜひぜひ教えて下さい。私はいろんな豆とひじきのキッシュなんかも大好きです。そこには薄切りにしたウインナーも入れてパンチを少し加えます。
作り方メモ : パイ皮が膨らみ過ぎてしまった時は、エイっとつぶしてくださいね。また隙間が空いてしまった時は、卵液を少しだけ入れて下焼きをする方法もあります。おうちで楽しむ分には、分量も具材も仕上がりもおおらかな感じでいいと思います。簡単なところが素敵なメニューですからね☆
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カフェ飯レシピ/チキンとリンゴのサラダ
ボリューム感のあるサラダはカフェメニューの中でも人気のひと品ではないでしょうか。このサラダに薄く切ったパンをトーストしたものを添えて。あとはコーヒーでも、シャンパンでも。
ブランチからカジュアルな前菜まで、楽しみ方いろいろのサラダです。
「チキンとリンゴのサラダ」
分量は、それぞれお好みで。
材料
・スチームチキン (鶏胸肉に塩をして蒸したものを細かく裂いておく)
・りんご(皮付きで使います。千切りに)
・ベビーリーフ
・パプリカやトマトなど、お好みの野菜を彩りよく
ドレッシング(作りやすい量)
・レモン汁 大さじ2
・塩 小さじ半分
・砂糖 ゼロ〜大さじ1
・胡椒 少々
・サラダオイル 大さじ2
1)りんご以外の材料をサラダ用に下ごしらえし、冷やしておく。
2)レモン汁に、砂糖・塩・胡椒を入れ、よく混ぜてからオイルを入れる。
リンゴの甘みがあるので、酸っぱいと感じるぐらいに調整しておく。
3)食べる直前にリンゴを切って合わせ、最後にドレッシングをかける。
リンゴの色が変わらないように、レモン汁を使ったドレッシングを使うのがポイントです。また、リンゴの甘みによって、ドレッシングの砂糖の量は調整してください。ドレッシング単体ではかなり酸っぱいと感じても、サラダにあわせてみると意外と爽やかな仕上がりになります。
スチームチキンとリンゴのサラダは大好きで、他にもいろいろな野菜やドレッシンクで楽しんでいます。新玉ねぎや大根と合わせてもおいしいですよ。お好きな組み合わせもどうぞ試してみてください。
カフェ飯レシピ/ひよこ豆のセミドライカレー
うちで作るときはヒヨコ(豆)と卵で「ピヨピヨカレー」なんて言ったりもします。カフェでのカレーは賛否両論。コーヒーやお茶の香りを楽しみたいのにカレーの匂いは強過ぎて…とおっしゃる方、紅茶とカレーのルーツは一緒だからとても合う、軽食としてのカレーは魅力的とおっしゃる方、色々ですね。カフェのメニュー提案などに際しては、コンセプトにも関わりかねないメニューなので扱いは慎重に。
でも、名もないカフェがお店を開くときには……、カレー祭りの日を作ってでもなんとか存続させたいと思うメニューです☆
「ひよこ豆のセミドライカレー」
フライパンで作れます。市販のルゥを使い、加熱時間も15分前後の
お手軽カレー。
4人分
・豚ひき肉 (100グラム)
・玉ねぎ(中2コぐらい)
・人参(1本)
・ニンニク お好みの量
・ピーマン、長ネギ、茸類などお好みの野菜を適宜
写真のカレーにはピーマン1個と長ネギの白い部分1本分が入っています
・ひよこ豆の缶詰 1缶
・卵黄 4個分 (卵白はサラダやデザートに活用しましょう)
・調味料 オリーブオイル、塩、胡椒、ガラムマサラ、
ベイリーフ、カレールゥ4皿分程度
辛いのがお好みの場合は鷹の爪1本。ただし豆の甘みを楽しみたいときは
ルゥを辛口にする程度の辛味が適当だと思います。
1)野菜は全てフードプロセッサーで5ミリ程度のみじん切りに
2)たっぷりのオリーブオイルを敷いたフライパンでひき肉、野菜類を炒め
ガラムマサラ、軽く塩胡椒して更に炒める。
3)野菜に油がまわり肉に火が通ったら、缶汁ごとひよこ豆を加える。
4)具材がスレスレに水を加え、7〜8分加熱しながらアクををとる。
5)カレールゥを加え、一煮立ちさせたらカレーはできあがり。
6)ご飯の上にカレーをかけたら、真ん中を少しくぼませて卵黄をポン☆
できあがり♪
煮込まず炒めて作るカレーです。カレー粉ではなくルゥを使っているので、それが溶ける分だけの水分で仕上げます。具材もみじん切りで水分も少ないから短時間で仕上がります。隠し味はお好みですが、私の場合はケチャップ・トンカツソース・お醤油を少しずつ加えます。
豚肉と豆の組合わせは相性もバッチリ。しっかり煮込んだカレーもおいしいけれど、夏は調理時間も加熱時間も少ない方が嬉しいですよね。食べたい時にすぐ作れるカレーとして、どうぞレパートリーに加えてください。
カフェ飯レシピ/ハイカラおむすびプレート
ハイカラおむすびは天かすの入ったおむすびのことです。関西では天かすの入った蕎麦を「たぬき蕎麦」ではなく「ハイカラ蕎麦」と言ったりします。学生時代を大阪で過ごしたので、その時に思いついたおむすびです。今回は青味は旬の水菜を使いましたが、カイワレ大根などもおすすめです。葱を使う場合は刻んだ後水洗いして堅く絞ってから混ぜてください。
ハイカラおむすび
・ご飯 1膳分
・天かす 大さじ1〜2
・めんつゆ 大さじ1〜2
・水菜 少々
・塩
1)ボールに天かすとめんつゆを入れよくなじませておく。
水菜も3センチ程度に切りそろえてボールに。
2)熱いご飯をボールに入れ、よく混ぜる。
3)手に塩をつけておむすびを作る。
作り方を書くまでもなく簡単です。水菜やカイワレ大根はかならずご飯が熱を持っているうちに混ぜるのがコツです。あまりシャキッとしたままだと、おむすびが崩れてしまいます。
今日はその他プレートにだし巻、インゲンの肉巻、舞茸のソテー、キュウリのたたき(胡麻和え)を添えてみました。あとは熱いお番茶なんて一緒にいかがでしょう。
カフェ飯レシピ/ディップ2種
2つのディップをご紹介します。ピンクがサーモン、グリーンが枝豆を使ったものです。
どちらか片方でも、写真のように2色合わせても楽しめます。
集まってお食事をする時の前菜がわりにいくつかのディップを作っておくと、ベースをパンやクラッカーや野菜など、お腹の空き具合やお好みで召し上がる方が自分でチョイスできて、ちょうどいいおつまみになりますね。
「ずんだリエット」
冷凍の枝豆でできちゃう、簡単リエット。豆の青い香りが爽やかです。
・枝豆 (むき身で200グラム)
・コンソメキューブ(半分)
・バター(50グラム程度、加減はお好みで)
・調味料 塩・生クリーム(牛乳)少々
1)枝豆をコンソメキューブでひたひたの水加減で煮る。
柔らかくなり水分がほとんど無くなったらあら熱を取る。
2)枝豆とバターをフードプロセッサーにかける。
途中、味をみて調整。なめらかにする。
3)かたすぎる時は少しだけ生クリームを加える。
バターを多めに入れることでなめらかさを出すとともに、日持ちがします。冷蔵庫でも一週間程度、または冷凍もできます。
「サーモンのディップ」
サーモンの色が美しいディップです。小さなお子様にも大好評。
・鮭(切り身で2枚程度)
・玉ねぎ(四分の一)
・クリームチーズ(80グラムぐらい)
・調味料 塩・白ワイン
1)鮭と玉ねぎをひたひたの水加減で煮る。白ワインも加える。
水分がほとんど無くなったらあら熱を取る。
2)鮭と玉ねぎ、クリームチーズをフードプロセッサーにかける。
途中、味をみて調整。なめらかにする。
ケーパーを添えるとぐっと大人っぽいカンジになります。
クリームチーズを使っていますが、苦手な方はバターに変えても。
味は変わりますが、それはそれで美味しくできます。
ここまでで3つのディップをご紹介しました。どれも簡単なものばかりです。ディップやリエットは色んな材料で応用できるので、材料の組み合わせを楽しんで欲しいと思います。またどれもクリームチーズやバターを使っていますが、これは味やなめらかさや日持ちの為です。大量に食べるものではないとはいえ、それでもお腹に重過ぎたりカロリーを気にする方は、水分を良く切ったヨーグルトやお豆腐で作る方法もありますよ。また機会があったらご紹介します。