彩りは、お皿の上にも心にも。

遅くなっちゃいましたが、二期2回目のレポです。
テーマは「おいしいハンバーグのこね方」。
ハンバーグはよく「こねればこねるほどおいしい」なんて言いますが、それってどうして?本当なの?……という、ソボクな疑問を、実際に色んなこね方をして焼いて食べて、実感することで「おいしいの理由」を考えました。だからこの回は「おいしいハンバーグを作る」のではなくて、「おいしいハンバーグを作るため」の研究。
研究会だから、そして研究員一人一人が「料理家」ですから、答えは自分で探します。
◎メニュ
・ハンバーグパレット(お皿の形から名付けました)
・ジャガイモのスフレ
・パン(バターロール、ちぎりパン、ライ麦ロールをお好みで)
・コーンスープ
・ビオナーデ(オーガニック清涼飲料)
・フライパン de プリン メープルがけ
・アールグレイティー
チーズはトロリと。


おいしいハンバーグってどんなものでしょう。
肉汁たっぷり、肉味しっかり、弾力があって、でも柔らかくて、焼き加減はこんがりしていれば最高?
本当はお好みを含めて「おいしい」っていろいろあるハズ。それを今回はこね方の違いで検証してみました。
牛肉100%のものが一つ、合挽きは三種類で。肉だけをこねてから玉ねぎやパン粉を加えたもの、全てを合わせてよくこねたものと、混ぜる程度でほとんどこねないもの。合計四種類のパティを焼いて、食べ比べをしました。研究員の手がたくさんあるので、数種類のパティを作るのも楽々です。
試食して実際に違いは明確に分かりました。分かった上で研究員の好きなハンバーグはそれぞれ違いました。人気の偏りはありましたがどのハンバーグにも魅力があって、「おいしい」は本当に多種多様、とても個人的なものだということに、みなさん気がついていただけたと思います。
プリンも同じです。
とろーり濃厚なプリンが食べたい人、ぷるるんと揺れるプリンが好きな人、同じレシピ同じ作り方では両立できません。どうして「とろ〜り」するのか、「ぷるるん」となる訳は何なのか、それを理解すれば基本のレシピは自由自在に変えていけます。(復習 : プリンについては卵の凝固温度がポイントですね)
今回はなおかつ手軽に……というより手抜きに心血注いでいる私としては、オーブンじゃなくてフライパンで、焦げるかもしれないカラメルじゃなくて失敗なしで秋味を表現したいと考えメープルシロップを使って、どこまでも「簡単」を目標に今回のプリンのレシピを考えました。
料理をどうしたいのかという意思と、それを実現させるための理由を知れば、配合も割合も自由に変えて、自分だけの一皿をつくることができます。
そう。
「おいしい」にに正解はありません。ただ誰にでもどんな素材にも「おいしい」と感じる理由があって、それがどうして生まれるのかを理解することによって、メニューもレシピもいくらでも生み出していけます。
「おいしい研究会」では繰り返し、そのことを言い続けています。
自分の思う「おいしい」を大切にして欲しいからです。
それとともに、私にとっての「おいしい」を提案したりご紹介することが、押し付けになってはいけないという思いをいつも持っています。それが自分の自信の無さからくるものなのか、それとも私の信じる道か、まだまだその答えは探している最中ですけれど……。
さて、クラスの様子をちょこっと。
Bクラスのみなさんはやっぱりおっとり真面目で、でも好奇心は旺盛♪

Cクラスでは感想も活発も他愛ないおしゃべりもとっても活発で笑いっぱなし。

Dクラスは勉強熱心で振替の研究員さんをするっ迎えてくれる懐の深さも。

個性豊かなクラスのみなさんのおかけで、私の方は何度同じメニューを作っていても新鮮な気持ちで研究会に向かいあえます。「一期一会」だなぁって、本当に思います。
二期も、あと一回。
みなさんとの会話も、一皿一皿も大切にしていきたいと思います。
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「おいしい研究会」
11月から始まる三期の研究員を募集中です。
寒くなっていくので、あったかスープメニューを3回に渡って研究していきます。
http://namonaicafe.365blog.jp/e110557.html
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