まかない飯レシピ/チキンのトマトソテー
まかない飯の基本は、手間がかからないこと、そして食べたらおいしくて、その後のモチベーションがぐっとあがっちゃうようなメニュー。
そんな風に自分の中では位置づけています。
今日は鶏の胸肉を野菜と一緒にふっくら焼き上げた一皿です。これが敢えてまかない飯な理由は、焼き上げに少し時間がかかってしまうから。でもオペレーションによっては十分お客さまに供せるものですよ。調理はとっても簡単。焼いている間は何もすることがないので、家庭の食卓にもぴったりです。焼き待ち時間にもう一品、出来上がってしまいます♪
2人分
・鶏胸肉(小) 2枚 (大きいものなら一枚を半分に)
・トマト 2コ
・玉ねぎ 半分
・ジャガイモ 2個
その他、茄子やズッキーニ、アスパラ、茸類など半端野菜が
あればじゃんじゃん入れてください。
・塩、胡椒、タイム、サラダ油
1)胸肉に切り込みを入れ厚みをだいたい揃え
塩・胡椒で下味をつけておく。
2)野菜は全て1〜2センチ程度のざく切りにする。
3)フライパンにサラダ油を敷き、鶏胸肉を中火から強火で
皮目をにしっかり焼き色をつけるように焼く。
4)鶏胸肉を焼き始めたら切っておいた野菜を鶏肉に乗せるような
イメージでフライパンに投入。タイムをふりかける。
(下の写真のようなカンジ)
5)中火のままフタをして4分ほどおく。
6)鶏肉をひっくり返して、野菜に軽く塩胡椒する。
またフタをして弱火で5分。
7)最後に味をみて調整したら出来上がり。
前にご紹介したパスタと要領は一緒です。野菜からでる水分で蒸し焼きにするイメージです。水分が足りなくて焦げ付きそうな時はほんの少しお水を加えてあげてください。また野菜に塩振るのは後からの方がいいです。塩は浸透圧で野菜の水分を出してしまうので味も栄養も流れ出てしまいます。スープなどの時はそれでもいいのですが、こうして形ある状態で食べるときは、野菜そのものから味がぎゅっぎゅっとした方がおいしいですよね。
鶏胸肉はヘルシーでお手頃価格で手に入る優秀食材ですが、少しパサつくのがお好きでない方もいらっしゃるかもしれません。でもこのソテーはゆっくり火を通すこと、野菜からの水分を染み渡らせることで、ふっくらジューシーに仕上がります。お肉は焼きたてよりも少しおいた方が肉汁が閉じ込められてよりおいしくいただけます。そんなところもこのメニューがまかない飯に向いていると思うところです。
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左の写真なんだかただの石の山のように見えますが、これは全部白ベトラーヴなんです。収穫の時期にはこの山があちこちの農地にでき、無造作におかれているのが少し淋しいですが・・・...
ベトラーヴ(Betterave)【グルメ修行 IN フランス】at 2007年10月20日 02:35
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