計画書を持ってGO。
座礁して船を降りることも気持ち的に難しく、だからといって進み続ける勇気も根拠もないのですが、おかげさまですこし冷静さを取り戻しました。冷静になれば、イロイロ見えてきます。
出来ることと、出来ないこと。
するべきことと、そうではないこと。
やりたいことと、できること・できないこと。
整理整頓は苦手ですが「目の前にあることを段取りかまわず一個ずつ」と考えれば、簡単です。一個ずつだから。
そう考えたら、目の前に先日必死で書き上げた「事業計画書」があったのです。まずはこの計画書の妥当性を確かめてみようと思います。机上の空論に、プロが下す判断を聞いてこようと思います。それでかなり厳しいことを言われるようなら再考するし、まずまず出来そうかなと言われれば次に必要なことをクリアすればいいのです。クリアできないことが目の前に立ちふさがった時、その時がゲームオーバー。
それまではやってみればいいんですよね。
思い立ったが吉日、午後イチのアポを取りました。
経験に無駄なことなんて何にもないよ、と尊敬している方が言っていたことがあります。多分今こそ、それをお札にしてオデコに貼っておく時かもしれません。
お札を自分に貼った所を想像して、くすりと笑えたので、もう大丈夫です。
出来ることと、出来ないこと。
するべきことと、そうではないこと。
やりたいことと、できること・できないこと。
整理整頓は苦手ですが「目の前にあることを段取りかまわず一個ずつ」と考えれば、簡単です。一個ずつだから。
そう考えたら、目の前に先日必死で書き上げた「事業計画書」があったのです。まずはこの計画書の妥当性を確かめてみようと思います。机上の空論に、プロが下す判断を聞いてこようと思います。それでかなり厳しいことを言われるようなら再考するし、まずまず出来そうかなと言われれば次に必要なことをクリアすればいいのです。クリアできないことが目の前に立ちふさがった時、その時がゲームオーバー。
それまではやってみればいいんですよね。
思い立ったが吉日、午後イチのアポを取りました。
経験に無駄なことなんて何にもないよ、と尊敬している方が言っていたことがあります。多分今こそ、それをお札にしてオデコに貼っておく時かもしれません。
お札を自分に貼った所を想像して、くすりと笑えたので、もう大丈夫です。
暗礁。
船は波にもまれることも覚悟して、港を出たはずです。
でも驚きも悲しみも、いつだって突然にやってきます。
きっとお金の心配はすることになると思っていました。
曜日ごとのマスターが決まらないことも想定内です。
内装も100パーセント理想通りに仕上がらない可能性もあります。
オープンの日が少しのびることだってあるかもしれません。
もしその先にオープンできたとしてお客さまの入らない日もあるだろうし、もしかしてコンセプトの変更すら考えなくてはならないと、そんな先の先のことまで悩みやトラブルについては、シュミレーションしながら進んできました。
それでも、きっと素敵なお店にしよう、と進んできました。
今日、思わぬ所で暗礁にのりあげてしまいました。
このままここで座礁して船を降りなくてはいけないのでしょうか。
でも驚きも悲しみも、いつだって突然にやってきます。
きっとお金の心配はすることになると思っていました。
曜日ごとのマスターが決まらないことも想定内です。
内装も100パーセント理想通りに仕上がらない可能性もあります。
オープンの日が少しのびることだってあるかもしれません。
もしその先にオープンできたとしてお客さまの入らない日もあるだろうし、もしかしてコンセプトの変更すら考えなくてはならないと、そんな先の先のことまで悩みやトラブルについては、シュミレーションしながら進んできました。
それでも、きっと素敵なお店にしよう、と進んできました。
今日、思わぬ所で暗礁にのりあげてしまいました。
このままここで座礁して船を降りなくてはいけないのでしょうか。
新しくない場所

宿題になっていた事業計画書をなんとか形にしました。
おじいさんは昔にお金を貸す商売をしていたそうで、たいへん数字に強い方です。今回こうして「カフェ」をやりたいと話すと、次に会う時には、客数・単価・理想とする見込み売り上げと実数の差まで、スラスラと計算してくださっていました。それは商売を起こしたことなどない私にとって、どんな起業向けの本に書いてある数字よりも、具体的で現実を知る手がかりとなりました。
おじいさんとの話を参考に、自分なりに数字を形にまとめてみました。そしてもともとお金を貸していた人から見て無理のない融資額か・計画か、チェックしていただくことにしていたのです。
結果は。
とりあえず合格ライン、だそうです。
無理をしない範囲の数字で適度に現実的で良い、初めてにしては立派だ、と励ましても頂きました。それからまた業者さんを一件ご紹介くださいました。このビルをずっと担当している方だそうで、これまた専門外のことまで優しくいろいろ教えていただきました。
こうして色々な方に出会うにつれ、ここでお店をやりたいというキモチを強くしています。
また曜日替わりのオーナーについても、いくつかお問い合わせをいただき、一緒にワクワクしてくれる人がいることがどんなにか心強いことと思っています。
内外装の打ち合わせが進む中見えてきたお店のイメージは「新しくない場所」です。ピカピカの真っ白なお店ではありません。あれ、前からここはこんなお店だったかしら、とふと立ち寄ってもらえるような、静かなひっそりとしたお店です。壁は白。アクセントにチョコレート色。特別かっこ良くもないけれど、いつもきれいに掃除がしてあって、座るとなんかほっとするよね。そんなイメージです。
そうだ。敢えてライトは前のお店のままで行こうと思います。
天井に映る明かりが、なんとなくかわいらしかったから。
何曜日?

写真は「月曜日のユカ」の加賀まりこさんです。
さて、これは何の関係もない前振りではありません。
http://namonaicafe.365blog.jp/e27291.html
(曜日替わりのマスター)の件とリンクするお話です。
お店に入ってくれる方を。募集します。
曜日替わりの店長さんということです。
郡山市内の物件で(詳細はお問い合わせ後、打ち合わせていくなかでお知らせします)、9坪弱、客席数は約12〜15程度のお店です。ランチ需要はかなりあると思います。夜も集客実績のある場所です。
この場所で、自分のお店を週に一回開いてみたい方を募集します。前にも書いた通り、初期投資なし、固定費のみを分けるカタチでお店をはじめてみませんか?
モーニング、ランチ、夜の時間だけの営業も応募状況によっては可能です。
興味のある方、まずはコメント欄での問い合わせ、またはメールでの応募をお待ちしております。現在物件はほぼ確定しております。内装の目処も立ちそうです。オープニング特典というわけではありませんが、この募集が最初ですので、中に入って下さる方の状況に応じて什器や食器の調整が可能です。
今の所3か月単位での更新の方式(辞めない限り継続は3か月単位で自動更新)にしようと思っています。なにぶんまだまだ決まっていないことも多いのですが、だからこそカフェ創りにおいてのイロイロを一緒に体験していただけたらと思います。
あくまでもまかされた日は、あなたのお店です。
お店の名前もメニューも自由自在です。
決して「名もないカフェ」のアルバイト募集ではありません。
興味を持たれた方は、まずはどうぞお気軽に。
あなたは何曜日の……?
イメージの共有。
これから内装業者さんとの打ち合わせです。
この業者さんは、おじいさんがいつも頼んでいるところで、まずは基本の概算をしていただこうと思います。もちろんどこか他の業者さんにもお願いして相見積もりを取るつもりではありますが。(どこかいいところにないでしょうか。自薦他薦問いません。こんな素人相手にご相談に乗っていただければ幸いです)
さて見積もりを取る為には「何をいつまでにどんな風にしたいの?」ということから始まります。今回「何を」は壁と天井と床ということになります。「いつまで」はお願いしてからの最短工期を訪ねるかたちになると思います。
さてそこで問題は「どんな風に」ということになります。もちろんイメージしているものはありますが、それを具体的にどんな色、材質で、と聞かれても答えることができません。またやりたいことと出来ることの線引きが分かりません。(建物の構造上のこと、予算のこと)
本来であれば、一番楽しい作業にもなり得るお店のインテリアについて、なかなかこの期間で具体的にどうこう内容をまとめるのは、素人には少し難しいようです。
今回のポイントの一つに「知ったかぶりをしない」というものがあります。
夢のために勉強していたことはそれぞれありますが、その知識は聞きかじりでしかありません。現場に則したものか迷いや不安がある場合は、素直にそれを打ち明けようと思います。それにしても材料の準備は必要です。少しでも分かってもらう為の努力として、雑誌の切り抜きなどビジュアルで伝えられるものを準備しました。
Kとの打ち合わせ時にもこういう既にあるビジュアルをもとに話し合いをすすめると、最終型のブレが少ないと実感しています。
あとは上手にお話しできるといいな、というところです。
この業者さんは、おじいさんがいつも頼んでいるところで、まずは基本の概算をしていただこうと思います。もちろんどこか他の業者さんにもお願いして相見積もりを取るつもりではありますが。(どこかいいところにないでしょうか。自薦他薦問いません。こんな素人相手にご相談に乗っていただければ幸いです)
さて見積もりを取る為には「何をいつまでにどんな風にしたいの?」ということから始まります。今回「何を」は壁と天井と床ということになります。「いつまで」はお願いしてからの最短工期を訪ねるかたちになると思います。
さてそこで問題は「どんな風に」ということになります。もちろんイメージしているものはありますが、それを具体的にどんな色、材質で、と聞かれても答えることができません。またやりたいことと出来ることの線引きが分かりません。(建物の構造上のこと、予算のこと)
本来であれば、一番楽しい作業にもなり得るお店のインテリアについて、なかなかこの期間で具体的にどうこう内容をまとめるのは、素人には少し難しいようです。
今回のポイントの一つに「知ったかぶりをしない」というものがあります。
夢のために勉強していたことはそれぞれありますが、その知識は聞きかじりでしかありません。現場に則したものか迷いや不安がある場合は、素直にそれを打ち明けようと思います。それにしても材料の準備は必要です。少しでも分かってもらう為の努力として、雑誌の切り抜きなどビジュアルで伝えられるものを準備しました。
Kとの打ち合わせ時にもこういう既にあるビジュアルをもとに話し合いをすすめると、最終型のブレが少ないと実感しています。
あとは上手にお話しできるといいな、というところです。
夢と現実。
このblogは記録です。
あるカフェが出来上がるまでの記録です。
そしてそれは物語なのです。
今までとは少し物語の場面は変わります。
Kと一緒におじいさんのところに行きました。相変わらず楽しいお話をたくさん聞かせていただいて、もう一度お部屋を見せていただきました。明日には内装の業者さんに立ち会っていただき、壁と天井と床の張替えについておおまかに見積もりをしていただこうと思っています。私たちも俄然やる気になっています。するとおじいさんも「契約はいつにする?」と言う話になりました。
さてここで大事なのはお金の話です。
実は私たちはいつかは開業と思ってはいたものの、イベントなどを重ねながら漠然とした夢を形にしている最中でした。ですから資金の準備が十分ではありません。その辺りはおじいさんにも相談済みで、だからこそ格安の条件を提示して下さったのです。しかしここから先はおじいさんとの話だけではありません。内装にはじまり什器の手配、食器備品、食材の仕入れ、看板、広告など、まずはお金が出て行くことになります。
そこで私たちは色々調べて、公的機関からの融資を受けられないか動き始めています。なのでおじいさんには、おおまかな見積もりがとれて、融資も受けられる目処がたったら契約させて下さいと、ワガママなお願いをしてきました。おじいさんも「普通は今の段階で前金を入れてもらうとかしないといけないし、契約となればそのまま家賃ももらわにゃならんが、まずは借りてやっていけそうかがだいじだ」と少しだけお時間をくださることになりました。本当にありがたいお話です。
一体カフェが開業するまでにはいくらのお金がかかるのでしょう。そして今後の営業でそれはまかなっていけるのでしょうか。なんとなくは書いてあった「事業計画書」を急ぎ具体的に書き進め、いくつかの機関と打ち合わせをはじめようと思っています。机上では採算ベースに乗っていますが、もちろんそれは空論です。現実のお店の立地に照らし合わせての計算がはじまります。
こんな店いいなと思うだけでなく、それを自分で創る為に何をどうすればいいのか、まさに実践で学んでいる最中です。相変わらずワクワクどきどきしながら、そして不安もたっぷり背中にのっけたまま、進んでいます。がむしゃらです。
こんな時、見守って応援してくださる人の優しさに救われます。触れる手に、声に、足を止めます。そして吹く風をそっと感じて、深呼吸。
目を開けた時にはまた新たなキモチで「よし、がんばろう」と思えるのです。
いつもいつもありがとうございます。
行ってきます。
昨日の宿題を持って、まずはKと打ち合わせ。
現場確認を兼ねて、目的の場所の近くでランチをとる予定です。
そのあとおじいさんを訪ねて、お話し合いをしてきます。
それから別のカフェで勉強ついでにお茶を飲んで、保健所に申請資料を取りにいってきます。今すぐ申請を出せるわけではないのですが、準備は少しでも早いうちからしておこうと思います。
初めてのことだらけで、この方法で進んでいいのか不安は大きいのですが、できることから少しずつ一歩でも前に。そうして素敵なカフェを創っていきたいです。
現場確認を兼ねて、目的の場所の近くでランチをとる予定です。
そのあとおじいさんを訪ねて、お話し合いをしてきます。
それから別のカフェで勉強ついでにお茶を飲んで、保健所に申請資料を取りにいってきます。今すぐ申請を出せるわけではないのですが、準備は少しでも早いうちからしておこうと思います。
初めてのことだらけで、この方法で進んでいいのか不安は大きいのですが、できることから少しずつ一歩でも前に。そうして素敵なカフェを創っていきたいです。
はじまる場所。
写真を見て、どこか分かってしまった人もいるでしょうか。
ここが、今、名もないカフェが立っている何回目かのスタートラインです。
鏡にほんのちよっぴり私が映ってしまいました。
昨日のピンチは、チャンスにつなげることができたようです。
Kと急にやって来たタイムリミットに大慌てして打ち合わせた結果(途中は大モメでしたよ?)、「進もう」という結論までなんとかたどり着けました。
Kは慎重派。まだオープン日もメニュー個々の金額も決まらない、什器の概算、改装費用の見積もりすら取れていない今、GOをかけることはできないと至極まっとうな意見でストップをかけました。しかし私Mは運命派(果たしてそんな「派」があるのかは謎ですが)。どうしてもこの物件が気に入ってしまい、計画の不透明さを逆手に、目的地を決めれば後はたどりつく方法を考えるだけだよ、と強気発言。
最終的には、内装の見積もり、契約の条件を含めた内容を、オーナーのおじいさんに直接ぶつけようと言う結論に達しました。分からないことを抱えて知ったかぶりすら出来ずに、夢を漂わせてしまうより、商売のプロに質問と私たちが本当にやりたいと思っていることをぶつけてみようと思いました。その質問にたどり着くまでの疑問や悩みをまとめる為に、昨晩は私たち二人とも沢山の宿題を持って帰ることになりました。大人になっても宿題を持てるほど、私たちには勉強することがまだまだあります。それはなんてワクワクすることなんでしょう。
はじまる場所。
そこを、はじめる場所に変えていく為に今日はがんばります。
カフェができるまでには、考えなくてはならないことがたくさんあります。
ピンチ?チャンス?
建物のオーナーのおじいさんから連絡がありました。
「どうするんだい?」とのこと。
一緒にやろうという仲間がいることは伝えてあるので、
その人と話してからお返事しますと答えました。
しかし、おじいさんの言う連絡のタイムリミットは今日の午後6時半!
あと一時間を切っています。
ようやくKと連絡がとれたので、今から打ち合わせにいってきます。
もう少し物件や開店時期についてはゆっくり考えたかったけれど、
考えようによってはこれは、チャンス☆
それともやっぱりピンチ、?
「どうするんだい?」とのこと。
一緒にやろうという仲間がいることは伝えてあるので、
その人と話してからお返事しますと答えました。
しかし、おじいさんの言う連絡のタイムリミットは今日の午後6時半!
あと一時間を切っています。
ようやくKと連絡がとれたので、今から打ち合わせにいってきます。
もう少し物件や開店時期についてはゆっくり考えたかったけれど、
考えようによってはこれは、チャンス☆
それともやっぱりピンチ、?
メニュー会議。
もうずいぶん前からカフェをやりたいと思っていました。以前にも一度、今回のように物件に出会い、オープンできるかもと思った時期もありました。でも立地や建物の性格上、いろいろ無理があると判断してあきらめたことがあります。
それでもあきらめたのはその時のその物件というだけで、カフェをオープンしようという気持ちは少しも揺るがず今に至っています。その後いくつかのカフェイベントを企画したりしながら、いつかお店に出す為のメニューを考え、レシピをためています。
写真はその頃Kが提案してくれたケーキたちです。
いろいろあって鮮明な写真でお見せできないのですが、それでもかなりの数がトレイに乗っているのがお分かり頂けると思います。
実はこれ、試食会にて一人分のトレイなんです。
まずは提案時にこれだけの数を商品レベルであげてくることの大変さを思いますが、また大変なのはそこからで、取捨選択・検討するために、お皿の上のケイクスたちを全部食べなくてはならないのです。
ケーキ好きの方からすると、贅沢な悩みということになるかもしれません。でも味だけではなく、おおまかなデコレーションやポーションサイズの検討もしなくてはならないので、一皿盛りにしてありますが、全て一人分のサイズなのです。そして実はこの時、写真にはないのですが、フードの試食会も同時に行ったため、参加者全員、気を失うほどの満腹感におそわれたのです(笑)
今となっては笑い話にできるのですが、当時はケーキの顔は当分見なくていい、とカフェを目指すものとしてはあり得ない発言がその場のそこここから聞こえてきたものです。
さて、今もメニュー開発は続いているのですが、そろそろ関係者以外の口にも判断して欲しい段階に入って来ているのかもしれません。次のメニュー会議にはどなたか試食していただける方の参加を募ろうと思っています。突発で開かれるかもしれないメニュー会議ですが、その時にはこのブログでお知らせしますね。カフェのメニュー開発って興味があるなぁと思われる方は、ぜひ手をあげていただければと思います。
ちなみにあの時の会議で決まったメニューの一つは今も生きていて、オープンの時にはみなさんにも味わっていただけると思います。